2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年度下期の未踏開発者

私がプロジェクトマネージャを担当する2009年度下期のIPA未踏開発者が決まりました。 チーフクリエータ テーマ名 弥富 豪宏 多数参加型オンラインマルティメディア制作向けPaaSの開発 関場 治朗 省資源ホスティングのためのコンテナ最小化技術の開発 関 治之…

つくばでは花粉が飛び始めた模様

夕べ寝ていたら、体中がチクチクするのを感じた。昨日は天気がよいので、布団を干したが、花粉のせいではないかと思っている。 そういえば、数日前から鼻水が出てくるような気がしていた。このところ、日中は暖かい日が続くし。 ということで、私の人間セン…

Amazon社Kindle DX(大判)到着

本日(1月22日)、米国Amazon社より待望のKindle DX(大判)が到着した。 普通版に比べるとちょっと重く、大きいが、DXの方が圧倒的に読み易い。普通版の画面は文庫本より一回り小さいサイズ。DXはA5判くらいのサイズ。表示フォントも大きく、文庫本と単行本…

直火型エスプレッソメーカ、始めました

私はカプチーノのファンである。毎朝、コーヒーをコーヒーメーカーで作り、ミルクをミルクパンで温めて、回転型のクリームメーカで作っていた。 カプチーノは本来は、エスプレッソで作るものである。最近急に、まともなエスプレッソで作ったカプチーノが飲み…

名盤誕生:稲垣潤一の「男と女」、「男と女2」

久しぶりに素晴らしい日本のポピュラーアルバム新譜に出会うことができた。稲垣潤一の「男と女」、「男と女2」。名盤である。男と女-TWO HEARTS TWO VOICES-アーティスト: 稲垣潤一出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)発売日: 2008/11/19メディ…

風立ちぬ:松田聖子と大滝詠一

しつこいようだが、今日も大滝詠一ネタである。昨日のブログで女性ボーカリストによる大滝詠一作品のカバーアルバムについて書いたが、大滝詠一で、女性ボーカルと言えば、松田聖子である。 大滝詠一の「ロングバケーション」(以下ロンバケ)は日本のポップ…

大滝詠一はエスプレッソだ、カプチーノだ

大滝詠一は、カヴァーアルバム(トリビュートアルバム)がいくつも出されているが、女性ボーカルだけによるカヴァーアルバムが最近(昨年11月)、発売された。A LONG VACATION from Ladies(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: オムニバス出版社/メーカー: ユ…

電子ファイルの作成日を証明出来るか?小沢一郎氏の「確認書」

本日1月17日、朝日新聞一面の記事「記者会見直前に作成、小沢氏公表の「確認書」」に興味深い内容を発見した。この記事のネット版は下記にある。 asahi.com(朝日新聞社):小沢氏個人の土地と疑われないよう不記載か - 社会 小沢一郎と小澤一郎 朝日記事に…

この閉塞感を打破できるか? IPAX2004 基調講演「ソフトウェア新創世紀へ向けて」スライド公開

IT

最近、閉塞感という言葉をよく耳にするようになりました。私が研究・教育分野とするコンピュータシステムの分野においては、最近よりももっと前から「閉塞感」が感じられていたように思います。 2004年秋、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構、経産省所管)…

大滝詠一は研究者である

ただものではないベストアルバム「B-EACH TIME L-ONG」 私、大滝詠一のアルバムは、ほとんど聴いたと思っていたのですが、最近、レンタルCDショップで、聞いたことのないアルバムを発見しました。「B-EACH TIME L-ONG」。B‐EACH TIME L‐ONGアーティスト: 大…

大滝詠一なのか、大瀧詠一なのか

昨日公開の大滝詠一氏に関するブログなのだが、今日になって、「大滝」なのか、「大瀧」なのか、気になった。自分で思い出してみると、両方使っている気がする。 amazon.co.jpで調べてみると、両方の表記がある。Wikipeidaによると、本名は「大瀧榮一」、「…

大滝詠一曰く,「恋するカレン」は60点

1月10日放送の東京FM、山下達郎の「サンデーソングブック」は大滝詠一との新春放談第2回。そこで印象的だった話のご紹介。 皆さんは、大滝詠一の「ロングバケーション」というアルバムをご存知でしょうか。大滝詠一という名を知っていれば、必ずご存知でしょ…

寒い夜には心温まる音楽を:増尾好秋「グッドモーニング」

今日は昼から雨になり、寒い夜になりました。こんな日には、心を温めてくれる音楽を聴きたいと、帰宅時のバスの中で聞いていた音楽をご紹介します。 増尾好秋(エレクトリックギター)の「グッドモーニング」。名盤ですよ。ジャズ、フュージョン系ですが、あ…

意外と簡単だった本の個人的電子化(本のリッピング!?)

拙ブログ「読書の達人たちの「読むスタイル」」で朝日新聞元旦に掲載された記事を紹介している中で、作家の吉岡忍氏がプライベート電子本化を進めていることに大いに刺激を受けて、私も試し始めたところです。思ったよりも簡単でした。 私的な電子本の作り方…

なぜ筑波山に天の浮橋が?

昨日の拙ブログ「日本は筑波から作られたという話」に対して、増井俊之さんから「つくばから淡路島を作ったんでしょうか?」との鋭いご質問をTwitterで頂きました.古事記の最初は下記のように始まります.(太字は加藤)青空文庫「古事記物語」1章より引用:…

日本は筑波から作られたという話

筑波に住んで約四半世紀にもなるのだが、不覚にも今まで知らず、今日始めて知ったことがある。由緒ある記録によれば、日本は筑波から作られたという話。 由緒ある記録とは古事記。日本は「いざなぎのみこと」と「いざなぎのみこと」という二人の神様が作った…

低価格化努力がデフレを招くのか?

千円を切るジーンズ、99円のセータを売ることはいけないことか? 1月4日朝日朝刊で3面に浜 矩子氏(同志社大学教授、マクロ経済分析、国際経済専攻)の、「デフレ経済と社会、共存共栄を探るべき」と題したインタビュー記事が掲載されている。その趣旨は下記…

山下達郎と大滝詠一の対談番組で知った、エルビス・プレスリーによる新パラダイム創造

:黒人R&Bと白人C&W=ロックンロール by エルビス・プレスリー 私は山下達郎のFM番組「サンデーソングブック」の愛聴者であるが、毎年この時期は最大の楽しみのプログラムが放送される。1月の第1〜2週、大滝詠一をゲストに迎えての新春放談だ。番組開始時…

研究とは、嬉々としてモノ作りに励むこと

まえがき 先日、あるパーティで年上の研究者の方と久しぶりにお話しする機会があった。 同氏:「加藤さんはいつも楽しそうに研究しているようでいいですね。」 私:「そう見えますか。とすれば嬉しいことです。そうありたいと、そう見えるように努力している…

クラウドコンピューティングの本質は何か

IT

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)作者: 西田宗千佳出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/01/13メディア: 新書購入: 4人 クリック: 96回この商品を含むブログ (84件) を見る 上記の書は、メインタイトルが「クラウドコ…

「私は競争と評価が大嫌いです」、そして、文化を創ることについて

本内容の続編を「研究とは、嬉々としてモノ作りに励むこと」に公開しました。(1月6日) 以前、「文化とはなんだろうか?」というブログを公開した。2009年12月14日に開催された「情報技術を文化へ」と題したシンポジウム中の長尾真先生(国立国会図書館長)…

ドストエフスキーとインターネット,全能感(爆笑問題 vs. 亀山郁夫氏)

2009年11月17日に放映された、NHK「爆笑問題のニッポンの教養」で亀山郁夫 氏(東京外国語大学学長)を迎えて「ドストエフスキーより愛を込めて」を昨年末、NHKオンラインで見た。視聴期間が2週間しかなく、スケジュールの関係で、終了間際にやっと観ること…

読書の達人たちの「読むスタイル」

元旦、朝日新聞朝刊第4部は「読むスタイル」というタイトルの読書特集だ。各界著名人が読書について語っているが、印象的なものの記録。 大江 健三郎(作家) 日記は書かないが、13歳の頃から60年間読書カードのようなものを付けている。カードはなくすので…

紅白歌合戦2009雑感

その前にレコード大賞(12月30日)について 紅白が19:15-23:15の約4時間というのは長いよね.昔は、19:00-20:45くらいがレコード大賞。そして、出演者がNHKホールに急いで移動し、21:00からレコード大賞.紅白歌合戦の中でも、レコード大賞受賞者が、受賞お…