寺田寅彦は随筆家として有名であるが、本業は物理学者、地球科学者である。寺田は、1934（昭和9）年11月に「天災と国防」なる文書を書いていて、青空文庫でフリーで読める。文章ページ ダウンロードページ深い洞察に満ちていて、大変に興味深い。この中で今…

筑波の4月の緑を撮ってみました。 最後に花一輪

ハナニラと言うそうです．

桜が散っても，次々と花が絶えない．つくば市街部，筑波大にかけての風景．木に咲くタイプのblossom系．この国はというより，人間は，風景に花を求める心があるのではないかと思います． ここから筑波大キャンパス．

夜桜に挑戦．

OpenIDとは インターネット上のサービスは，しばしばIDとパスワード登録を要求する．サービスの数だけIDとパスワードのペアを作り，それを記憶するのは大変である．パスワードは定期的に変更しろという．そして，覚えやすい単語，その人やユーザ名から類推し…

震災が来ても，桜は咲きます． 木に突然，花が咲く．毎年，自然の神秘を感じます．

東北関東大震災（2011-03-11）で，福島第一がチェルノブイリに次ぐと言われる人類史上第2位の大事故を引き起こしましたが，福島第二原発，東海第2原発（第1は終了している）は継続冷却に成功しました．明暗を分けた理由を探してみました． (1) 福島第2原発 …

今回の原発事故を見聞きして，一般庶民が抱くようになったのではないかと思われる心象を言語化してみました．1．今回のようにM9規模の大きな地震，津波がきても大丈夫なような原発を作ることは本当に出来るのか？現在の最新技術をもってしても無理ではないか…

震災で散らかった研究室を片付けていたら，立花隆著「電脳進化論」という本が出てきた．「科学朝日」の1991/4-1992/6に連載された「コンピュータ最前線」に加筆の上，単行本化したもので，初版は1992年刊．今から約20年前の話だ．この中に「計算機の発達と重…

ペタフロップス・コンピューティング―地球シミュレータを原点に“和”のスパコンを求めて作者: 谷啓二,福井義成,上島豊,奥田洋司,矢川元基出版社/メーカー: 培風館発売日: 2007/05/01メディア: 単行本 クリック: 55回この商品を含むブログ (6件) を見るこの本…

ウォータフローモデルとは，IT企業がソフトウェアシステムの構築を行う際に古くから行われているポピュラーな開発手法を，ソフトウェア工学の研究分野で名付けたものである． 日本由来の言葉で分かりやすく言い換えると，「段取り」である．あらかじめ段取り…

ベントとは，格納容器の弁を開放して水蒸気を逃がし、圧力を下げる作業のことだ．福島第１原発：東電、ベント着手遅れ 首相「おれが話す」（毎日新聞）その時は停電のため，ベントは作業員による手作業が必要であり，おそらく日頃，練習もしておらず，また放…

広島の風景を，ホテルの20階にあるレストランの窓越しから撮った． 「無」にされた状態からここまで都市を復元させる人間の力に胸が熱くなる．

いつかは実物を見てみたいと思っていた原爆ドームである． このほぼ真上600メートルで原爆が爆発した． 1個の爆弾で20万人の市民の命が奪われ，半径2Kmの市街地が壊滅した．昭和20年，西暦1945年8月6日． 今から66年前．私が生まれた，僅か17年前の出来事．…

広島平和記念資料館を見ながら学び，感じたこと．世界はもちろん，米国国民にも極秘で進められた「マンハッタン計画」．写真はテネシー州オークリッジのウラン濃縮工場．アメリカ国内19州とカナダの合計37カ所に設けられたという．極秘と良いながら，とても…

3月に開催された，武蔵野美術大学，陣内利博ゼミの卒業制作発表会を東京都内のart space kimura ASK?で拝見してきました．タイトルは「陣内利博プロデュース vol.5 複眼思考2010」 複眼思考とは、つまり、あのーまぁあれだ。「単眼」ではない思考だ。きっと…

先日，48歳にして初めて広島を訪れました．とても美しい街なんですね，広島．街中を歩けたのは僅か2時間程でしたが，堪能できました．