人間の映っていない写真に人間を感じる

 最近,忘年会でフランス料理を食する機会がありました.ふと思いついて,コンパクトデジカメ,ノーフラッシュで撮ってみました.

 こちらをクリックすると,スライドショーでご覧になれます.(ブラウザによっては見られない場合もあるかもしれません)

 店内の照明が暗いので,ISO感度を最大にしてもシャッター速度を上げられません.また,ノイズが目立ってしまいます.後で調べてみたら,ノイズ軽減機能を最大限にすれば画質が改善されたと思われます.
 習作のつもりでしたが,同席者にお見せしたところ,こんなコメントを下さる方がいらっしゃいました.

「人間の映っていない写真に,より人間を感じました」

 嬉しいコメントです.
 写真を撮るときに「絵」を作ろうとします.今回その絵は,料理や,ワイン,食器ですが,その裏にはそれらを作った「人」がいて,その人達は人(客)に使われることを意識して,素晴らしい品々を作っている.撮す人は,無意識にそれを撮そうとする.
 そんな観点で写真を撮ったり,見たりしてみたいと思います.