VFXの先駆者「エリアルイメージ特殊合成機」(by 東洋現像所(現 イマジカ))

 田村先生の講演会を終わって帰ろうとすると,建物の玄関付近に展示品がありました.

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 これ,VFXの先駆者「エリアルイメージ特殊合成機」だそうです.左側に2台のキャメラがあり,これで,二つの映像を再生・合成,真ん中の部分に像を造り,右側のキャメラで合成映像を収録します.アナログ技術によるVFX生成器.

 これが説明.

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 再生側のキャメラ2台.
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 撮影側のキャメラ
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 時計のような計量器で,細かいレンズ位置調整をします.レンズはニコン社のニッコールレンズ.

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 Far East Laboratories Ltd.(東洋現像所の英語名)の刻印.

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 こちらが元イマジカ社員で,日本大学知的財産研究科 客員教授の秋山雅和先生.一緒に領域アドバイザーを務めています.イマジカのこと,この装置のこと,いろいろと教えて下さいました.

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 この写真,ピントが甘いのが残念ですが,表情,フレーミングが気に入っています.

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 こちらは,同じく一緒に領域アドバイザーを務める,武蔵野美術大学の陣内利博先生.デッサン,似顔絵の達人.以前書いて頂いた私の似顔絵は陣内先生の作品です.いかにも達人の風貌でしょう.
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