プログラマはイケメンである(IT業界はイケメンだらけ1)
何年か前からIT業界は3Kとか,5Kとか言われ,若い人にとって人気ある職業とは言い切れなくなっているようです.しかしIT業界は慢性的に人手不足であるため,人気職業とは言えないが,需要ある職業として,「仕方なく」その方面に就くいう人もいるようです.
何とかしてIT業界を,若い人が憧れを持つ,人気ある業界にイメージアップできないか?
そんな話を当研究室の女性メンバーと以前,したことがあります.その中で出てきた話:
「先生,イメージですよ.イメージ作りが大切.そのためには,IT業界はイケメンが一杯というイメージを作り出せばいいんですよ.テレビドラマのスポンサーをやっているIT企業に頼んで,プログラマー役にイケメンばかり起用してもらうとか...」
...なるほど.実際,アメリカにはプログラマーを専門に撮すプロのカメラマンがいるんですよね.会議でカッコいい写真を撮ってもらい,コミュニティのイメージアップに役立てている.
個人レベルでの実践
個人レベルで実践してみることにしました.研究室内でしばし,メンバーをイケメンに撮る練習をしました(だいぶ煙たがれました).
昨日27日,丸山先生(早稲田大学)が主宰するクラウド研究会(東京)で,IPA未踏開発者が発表との御連絡を頂き,撮して参りました.
(イケメンに見えないよ〜,という声があるとすれば,もっぱら私の腕が未熟なせいなので,悪しからず)
以下,当日の発表順にご紹介.
藤川 幸一さん
(株式会社シリウステクノロジーズ、 2009年度上期未踏(本体)採択)
発表題目は「Hadoop PapyrusとHadoopクラスタ自動拡張」.グーグルによって提案されたMapReduceのオープンオース実装であるHadoopを便利に使うためのツールの開発.MapReduce上のアプリケーション開発は簡単とは言えないのですが,定型的な作業について簡略化をしてくれるテンプレート作り(domain specific language)をサポートします.
堀内 公平さん
発表題目は「MyCloud: 安全で安心で使いやすいクラウドストレージ」.クラウドストレージの上にもう一レイヤ,仮想レイヤを設けて,暗号化,複製機能等の機能を追加しています.個人的に必要性に基づいたモチベーションが開発のエネルギーになっているところがよい.