ユーザコンシャスな墓石作成

 18世紀頃から産業革命による大量生産・低価格化が始まり,現代では,情報技術による合理化,そして,生産拠点のグローバル化により,高品質でありながら,低価格化する傾向は留まることがない.

 情報技術は,低価格と大量生産だけでなく,ユーザの要望を大きく取り入れたモノを作ることにも貢献できるはずである.しかし,その普及は未だ一部に留まっているのが現実であろう.

 情報技術関連学会から届いた学会誌をぱらぱらと眺めていたら,インパクトのある画像が目に飛び込んだ.ユーザの希望を聞きながらコンピュータ画面上で作る,ユーザコンシャスな墓石作成システム.


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山中敏正(筑波大学人間総合科学研究科 教授),ユーザコンシャスなデザイン情報の感性検索,電子情報通信学会, Vol. 92, No. 11, 2009, pp. 964-966より,著者の許可を得て引用.