「中国雑技団」 in アートタウンつくば2011

8月27,28日に「まつりつくば2011」という,年に1回,つくば市で一番大きなイベントがありました.ここ数年,観にいけなかったのですが,28日に久しぶりに観てきました.

エキスポセンター(大きなプラネタリウムがあるところ)地区の広い公園で「アートタウンつくば2011」という大道芸フェスティバルをやっていたのですが,ちょっと観て帰ろうと思ったところ,その高い品質に驚き.思わず終演まで5時間,素晴らしい大道芸の演技に見入ってしまいました.

二階建て一輪車を使った演技,写真では分かりにくいと思いますが,最後の方の写真は,一度に3つの金属皿をキックして頭の上に載せています.写真に写っていませんが,このあと,スプーンをキックして,頭のカップの中にキャッチ.一輪車上でなくても難しいと思われる超人的な技です.

椅子を使った演技をしている演者は二十歳前.椅子は演技中にすべて自分で積み上げていきます.観ているものが固唾を飲み,鳥肌立つ,感動の超人的な演技.空中でさまざまなポーズを決めましたが,シンプルな美しい倒立は感動的.足の指先まで神経が生き通っています.中国雑技団には多くの演者がいると推察しますが,間近で見て思うに,この演者はおそらくエース級です.実は中国雑技団を見たのはこれが初めてですが,にもかかわらず,そう思いました.観客は固唾をのんで見守り,観ているうちに背筋がぞくぞくする程でした.こんな難しい演技をしているのに,ほとんどブレないのです.この高さを命綱なしでやる人は,世界にもほとんどいないはずと,雑技団の司会者が言っていました.

こんな凄い技をニコニコしながら次々と決めていく若い人達.練習はつらいだろうに.歴史ある伝統芸.中国,恐るべしと改めて思いました.

こちらをクリックするとスライドショーでご覧頂けます.下記はその一部.

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