ウサギがブチ切れ!ウサギにも「パブロフの犬現象」があることを発見

 我が家のウサギには,日中はリヴィングルーム等で我々と一緒に暮らし,毎夜12時頃,私がチモシーの干し草と,うさぎ専用固形餌をあげて,玄関に置いてあるケージに入ってもらいます.うさぎはそれを学習していて,夜12時頃に私が玄関でゴソゴソと音を立てながら干し草を袋から取り出していると,それを聞きつけ,餌だ餌だ,と玄関のケージにやってきます.

 昨日の夜11時頃,リヴィングルームでウサギのすぐそばで,スーパーマーケットで買い物をするとくれる(最近は店によっては有料化された)袋をガサガサとやったら,それを聞きつけ,餌の時間が始まったと思ってしまい,玄関のケージに嬉しそうに(こちらとしてそう見える)走っていきました.

 しかし...餌はない.ウサギは,ケージの中に敷いてある新聞紙を大きな音を立てて破き始めました.まるで,お腹の減った子どもが騒ぎ出したように.あるいは,酒がなくなったオヤジがブチ切れて,酒もってこい,と騒ぎ出すように.

 うさぎは,声を出せないから,行動で感情を表現するのです.

 騒ぎに気づき,餌をあげようと思いますが,ウサギのブチ切れ興奮は仲々収まらず,エサ箱をケージから取り出せない.しばらく様子を見て隙を見つけ,まずチモシーをあげましたが,それでは怒りはおさまらない様子で,まだ新聞紙を破き続けています.固形餌をあげると飛びつき,やっと騒ぎは収まりました.

 教訓:食べ物の恨みは恐ろしいのは,人間だけではない.