2011年を一語で表すと...「リアル」

今年を漢字一字で表すと「」。よい選択だと思います。

私にとって、今年を一語で表すと、漢字ではありませんが、「リアル」。あの震災の時、リアルに「死」を感じました。あのようなことが、リアルに起こることを知り、原発神話がリアルではないことを知りました。至極当たり前のことですが、この世はリアル。そして、研究も「リアル」であるべきこと...

私は、情報工学の中の、オペレーティングシステムという研究分野の研究者で、特に「仮想化」を扱う研究をしています。バーチャルとリアルの間の関係をいつも考え、教え、研究しているのですが、現実社会がバーチャルとリアルの組み合わせになっていることを思い知らされた一年でした。