自分が使いたいと思うものを作る

昨夜のニュース番組で,アマゾン社CEOのジェフ・ベゾスがインタビューに答えているのを見た。その中で印象的だったこと。インタビューアが厚紙とペンを渡して,アマゾン社が大切に思っていることを一つ書いてくれと頼む。彼が書いた内容は,最も消費者中心の会社と思われ続けること。つまり,消費者が嬉しいと思うことを,消費者に成り代わって,やり続けること。これは,アマゾンが日頃から表明していることである。

企業は往々にして,自己中心的,あるいは,業界中心的になる。企業だけではない。国の機関や,地方公共団体,学校も往々にしてそうである。それは悪いことではないかもしれない。しかし,今日の厳しい経済状況の中,「勝ち組」と言われている会社・組織の多くが,いかにしてユーザ(消費者)中心であるかを懸命に考え続けていると言えるかもしれない。社員自身も,ぜひユーザとなりたいと思うような会社。例えば,アップル然り,グーグル然り,Facebook然り,ユニクロ然りである。

自分が使いたいと思うものを作る。良いものが生まれる,昔からの原則でしょうね。