「戦争を知らない子供たち」続編

 前回のブログエントリで,ナターシャセブンが登場しました.今回は,ナターシャに関連する音楽ネタを一つ紹介しましょう.
 このブログを読んで下さる方,このページに辿り着いた方はおそらく全員が「戦争を知らない子供たち」(作詞:北山修,作曲:杉田二郎,唄:ジローズ)という歌をご存じでしょう.

 この歌に続編があることをご存じでしょうか?

戦争を知らない子供たち'83

 作詞は上記と同じく北山修.北山さんは有名な作詞家ですが,今年3月に定年退官するまで,九州大学医学部教授でもありました(授業,聴きたかったなぁ).作曲がナターシャの坂庭省悟.坂庭さんはナターシャでボーカル,ギター,フラットマンドリンを担当.前回のブログの演奏でギターを弾いている人.彼のギター,マンドリンには,アクセント,リズム,フレージングに独特の持ち味があって,演奏から坂庭さんらしさを感じ取ることができます.そしてこの何とも言えない味のある坂庭さんの歌声をお聞き下さい.

(画面中のリンクを辿って,YouTubeでどうぞ)
 私は昔,ナターシャのライブでこの歌を聞きました.美しいメロディと歌声,胸に突き刺さる詞.何度聞いても背筋に戦慄が走ります.

And one more ...

 おまけをもう一つ.皆さん「花嫁」という歌をご存じと思います.(若い人は知らないかな?)

 作詞:北山修,作曲:端田宣彦・坂庭省悟,歌:はしだのりひことクライマックス
 作曲の一人であり,クライマックスのメンバーの一人が坂庭さん.そう,坂庭さんの歌を聞いたのはこれが初めてという人が多いと思いますが,「花嫁」で彼の高音のバックコーラスを皆さん,聞いていたんですよ.
 坂庭さんは2003年,53歳の若さで,ガンの前に倒れ,永眠なさいました.合掌.